船の科学館2
すでに去年の11月の話なのですがヤン富田のライブを見に日本科学未来館に行きました。
ついでに近くにある船の科学館に行きました。
船の科学館については2回目の記事なのですが、前回の日記はちょっと面白おかしく書きすぎた体があるので、今回はクールな一面も覗かせていく勢いです。
ゆりかもめ
ゆりかもめって近未来的な乗り物でワクワクしますよね。
たまに仕事で乗ると周りのお客と浮いて居心地悪いのですが。
今回は先頭車両に乗り込んで景色を堪能しました。
ビルの窓を清掃員が磨いています。
子供のころは高いところが好きだったのでこの仕事がしたかったんですよね。
いまは漏らす。
トンネルちっくなところを抜けたあと、ちょうど雲間から光が差し込みました。
ゆりかもめの先頭車両は始発の新橋で2本くらい待てば乗れるのでおすすめ。
船の科学館へ
これはトランスフォーマーの一人ではありません。テレコムセンター駅です。
ここから歩いて10分くらいです。
すでに前回の記事でご紹介済みですが船の科学館の顔 JIM のお出迎えです。
雰囲気としては彼岸島の拷問で閉じ込められてる人間という感じになっています。
ソークール
デカい機械が大好きだけど油の臭いはちょっと・・・という方に朗報。
船の科学館はデカクリーンであなたを待っています。
イケガイ、そしてヤンマーのエンジンです。
なんだかわからないがミシンとは全然パワーが違いそうだ。
すげーデカイプロペラ。
通はペラって言うんだぜ。モンキーターンでそう書いてた。
凱旋門ではありません。なんかの機械です。ガンダムの足とか。
デカすぎて何だったか忘れちゃいました。でも興奮しました。
コイツ、一番かっこいいと思いました。
説明書きとボタンがあって、ボタンを押すとですね・・・
のびた!!
いや、ドラえもんの主人公がママに怒られているのではなく、このデカブツがゆっくりと唸りを上げて伸びたのです。
これはびっくりしました。
是非みなさんにも巨大な棒状の機械から緑の内蔵物が伸びだす様を見てもらいたいと思います。
スクリュー
みなさんはスクリューの回転についてどれくらい興味がありますか?
船の科学館はビデオで教育してくれます。
回ってます。
ビデオを見てると「ミニマルテクノって好きだったなあ」とか何かすぐ別のことを考え始めてしまいます。
夜中に星を見つめると目が良くなるとかいう教えを忠実に実践できる人におすすめ。
未来
過去の資料については重厚な展示物を揃えているのですが、未来的なものに目を向けさせるとややスケールダウンします。
いかにも近未来という船「テクノスーパーライナー」の模型です。
さっきのヤンマーエンジンとかに比べると格段に大きさが小さいです。
テクノスーパーライナーをwikiで調べたら実験的に造られているもののコスト高で民間利用の目処はたっていないようです。
造られたのは2台ということなのでリニアモーターカーのさらに非現実版って感じかもしれません。
さらに「未来のテクノスーパーライナー(F船型)」です。
20年前に考えた未来の絵って感じで、小松崎茂度の高さをビンビン感じます。
リアル
未来の乗り物を見た後は現実の世界をシミュレートしたいと思います。
海上保安庁協賛のゲーム「不審船を捕まえろ!」です。
相手のゲージをすべて奪えば見事に不審船を拿捕!
その瞬間いきなり画面はボロ不審船に保安官が続々と乗り込む実写ムービーに切り替わります。
あわてふためく不審船乗組員(略して不審者)たち。
こうして日本の平和がまた守られたのでした。
ゲーム画面は平仮名ばっかりでどう見ても子供向けゲームなんですけど、30半ばのオッサンが本気でプレイしても下から3番目の2等海上保安士でした。
長官まで行ったらマジでプロゲーマーだと思います。
以上です
意外と綺麗な夜景が見れるんですよ。すぐそばでラジコン船の操縦コーナー(巨大)があるけど。
巨大機械見て、プロペラムービー見て、不審船拿捕して、そんな男ワールドを堪能したあとは船の科学館からの夜景が見て、一緒に来たものの完全置いてけぼりだった彼女にせめてものフォローをしましょう。