新・全日本ブログ

5年の歳月を忘れたことにしてひっそりと再開

名古屋から電車と無料レンタサイクルで行ける男根の神社と女体の仏閣

いろいろ人生が吹っ切れてきていると自分で感じているが、私立恵比寿中学の春ツアーライブを観戦するために東京から2時間・大阪なら小1時間で遊びに来れる名古屋まで遠征に来てしまった。
関東公演のチケットが瞬殺だったので仕方ない。

 

無駄に余裕の2泊3日で名古屋に来て、きしめん・手羽先・あんかけスパ・ひつまぶし・土手煮を食べたけれどNGYを完全満足できていない。
濃い味の多いNGY食のカロリー消費とライブまでの心の隙間を埋めるため、観光に出かけることにした。

 田縣神社

名鉄名古屋駅」から犬山線に乗り「犬山駅」で小牧線に乗り換え、終点「田県神社前駅」へ。ここまで名古屋から約1時間。
降りると、駅前の広いスペースに周辺の観光地図が掲載されている。それに従い、駅からまったく日光を遮ることのない道を5分ほど歩くと大きな鳥居の田縣(たがた)神社が見えてくる。

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社殿には大小の御神体が収められている。

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御神体は古いものも含めて丁寧に磨かれており一様につるつるとしている反面、絵の方は血管を浮かせて写実的だ。

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神社の奥にあった珍宝窟。
右玉をさすると家内安全・商売繁盛等、左玉をさすると恋愛成就等の願いが叶うとのこと。

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右手に進むと「玉さすり 賽銭入れて 珍となる」と刻まれた石板がある。玉をさすってから賽銭に小銭を投げ入れると石に跳ね返ってチンと音が鳴る、という意味なのだろうか?もしそうであれば、内容が浅すぎる気がする。誰か解釈してほしい。

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田縣神社御神体のビジュアルからも分かる通り、子宝を望む者が参拝に訪れる。
ご祈祷を受けるカップルであったり、小さな子を持つ親子連れが子供にご神体へ「ありがとうございました」と言わせてたりして、ほとんどは割とマジな参拝者なので、ぎゃあぎゃあふざけたりしてると白い目で見られると思う。気をつけたい。

間々観音 

田県神社前駅に戻ったら名古屋方面に3駅戻り「小牧駅」へ。

地下にある小牧駅の改札から地上に上がったすぐ側に観光案内所がある。ここでレンタルサイクルのある駐輪場までの道を案内してもらえる。

www.city.komaki.aichi.jp


もし観光案内所が休みだった場合はレンタルサイクル場がある「小牧西駐車場」まで直接行きましょう。
運転免許証や学生証などの身分証明書が必要なので忘れずに。

レンタサイクルの保有台数は13台。予約は不可とのことだが、GWのど真ん中でも10台以上自転車が残っていたので、借りに行ったけど乗れないという心配はあまり要らないと思う。
むしろ、これを読んで利用してみようと思った時点で無料レンタサイクルのサービスが継続しているかを心配したほうがいい。


首尾よく自転車を借りられたら、スマホGoogle mapに「間々観音」とセットして出発。レンタサイクル場から距離にして2km程度なので10分も漕げば到着する。

 

境内に入り一回りすると、あちこちに差し込まれる妙なポップさに違和感を感じる。

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この駄洒落を読ませて何を感じろというのだろうか?

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日本的な庭園に唐突に現れる顔ハメ看板。

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 乳房を目の前に、邪念を感じざるを得ない顔をしている和尚。

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噴水的なモニュメント。

この像の象徴するものが乳が良く出ることであるなら、水は出っ放しでもいい気がしたが、人の母乳が実際に止まらないとなると生活に大きな支障が出るし、乳児も出るからってそんな飲めないしとなるので、希望するタイミングで期待量を提供できることを祈願しているのかもしれない。

 

絵馬も特徴的な形状をしている。 

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じっくり眺めたわけではないが、納められた絵馬の中にバストのサイズがもう少し大きくなることを願うものもあった*1。切実な問題なんだろうなとは思う。
これがもし、最初に書いた男根の田縣神社に陰茎のサイズアップを願う絵馬が置いてあったとしたら、真剣さとは別の印象を持つと思う。
 

田縣神社間々観音、名古屋中心街から出発して3〜4時間程度で回れるので、よかったら巡ってみてはいかがだろうか。

 

*1:ちなみにほとんどは子供の成長を願っているように見えた