ドンムアン空港から地獄寺ワットパイロンウアまでタクシーチャーターして2000バーツ
2016年8月、タイのドンムアン空港に到着した我々はタクシーをチャーターしワットパイロンウアという寺、通称地獄寺に向かった。
その際のルートや時間、相場感の紹介。
混雑するドンムアン空港のタクシー乗り場の行列に並び、受付の女性にチャーターを申し出るも、我々の度胸ベースで話す英語では意思の疎通に難儀し、直接運転手と交渉してくれと丸投げされる。
現れたタクシー運転手にiPhoneでトリップアドバイザーのワットパイロンウアを見せながら「チャーター、サイトシーイング2アワー、アンド ゴートゥー BTSチャトゥチャックステーション」など英単語剥き出しでぶつけたところ2000バーツを要求された。
事前のネット情報で同じ値段で交渉決定してた人がいたので、我々3人もOKを出す。
なお、チャトゥチャック駅はワットパイロンウアからバンコク市内に一番近いBTSの末端の駅。市内中心までタクシーで行くと夕方の渋滞に巻き込まれてしまうためにそこにした。
しかし、結局それなりに渋滞にハマってしまったので移動時間短縮の効果は薄かった…
寺の敷地はおそらく東京ドームほどの広大さなのだけど、その一角に学校の校庭ほどの地獄コーナーがある。
寺全体を見るにしても2時間あれば十分だと思う。僕らは結局1.5時間ほどの滞在だった。
地獄寺
入るとコンクリート製の残虐超人達による超人オリンピックが開催されている。
彫刻超人は全体的に統一感に欠け、そのちぐはぐな違和感が不気味さを増している。それぞれ作った年代や作成者が異なるのだろう。
空港からワットパイロンウア到着まで、頭痛がするほど暑く、道中、一眼レフカメラを持ち歩いていることに「何でこんなもの持ってきたんだろ、写真なんてiPhoneで十分やろ…」と後悔してたが、寺に入ってからは写真を撮るのが面白くて仕方なかった。
DV妻
DV夫
さあ、どうしよう?という顔。しかし虎もワニも意外と平和な顔をしている。
①ドヤ顔で大量の便を出力する男性と、便を掴まされる若者
②なぜ便を掴むのか、彼の表情は非常に不服だ
地獄コーナー
以上の写真は本堂近くの比較的平和なゾーンにある彫刻で、首根っこを掴んだ鬼から先がメインの地獄コーナー入り口になる。
まだ何らかの新作が作られているようだ。
旧作は以下となる。
ベルセルクの蝕っぽいと思った。
この2人はかなり巨大。陰部からして男女らしい。
古谷実の漫画、「ゲレクシス」に出てくるキャラクターみたい。
残虐な犬の写真ですが、このあと可愛い犬の写真もあります。
陰部にちゃんとスジを入れているという、ベストセクシー賞でした。
なかもう殺られるものも人じゃなくなって黄金伝説に近い。
回転式アトラクション
錆びついた音と共に、いびつに旗が回り続ける。
地獄コーナー外
市場がありました。発酵食品らしく、スメルがきつい。
以下、タイのお寺らしい牧歌的光景。
おそらく本堂。
客引きみたいなおばさんに連れられて中に入る。最初に器に盛られた大量の1バーツコインを渡され、通路に並ぶ瓶に1枚ずつ入れていく。
並んだ瓶の合計は108個。意外にも渡された1バーツコインは瓶と同じ108枚ちょうどらしく、知らずに(面倒で)1瓶に数枚のコインを入れてたら途中で試合終了になってしまった。
お堂ははひんやりして扇風機も有り、休憩にちょうどよかった。
野良犬
東京では中々見ることがない雑種の犬たち。噛まれたら病気とか恐ろしいので近づきたくはないがかわいい。和む。
最後にタクシー以外の交通手段について
バスがあります。その情報は他のサイトから調達して下さい。
ただ、ひとつ注意として言えるのは、地獄寺周辺でタクシーを捕まえるのは非常に困難だということ。全然走っていなかった。
バスで行くなら帰りもバスになると思う。