新・全日本ブログ

5年の歳月を忘れたことにしてひっそりと再開

関東の巨大ダンジョン大谷の採石現場に潜る

ゴールデンウィークを利用して友人夫婦らと那須旅行に出かけました。
車を出してくれた友人にどうしてもとお願いして栃木県宇都宮からほど近い「大谷資料館*1」に行ってきました。

大谷資料館とは


dungeon dangeon


大谷は宇都宮から数kmのあたりにある町で、この辺で取れる石は大谷石と呼ばれ旧帝国ホテルにも使われるほどのブランド石だそうです。
大谷資料館は過去掘られていた地下の採石現場を一般開放している資料館です。
右の写真で言うと(前日飲みすぎて二日酔いのオッサンの)奥に小さく写っている白い建物が資料館入り口です、手前の家っぽいのはカフェ兼お土産屋です*2

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資料館に入る前から切り崩された石山が絶景となっています。

潜入


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さ、寒い!
入場券を発売している入り口に現在の場内の温度が表示されていますが、その日は7度でした(外の気温は25度以上)。
これからの暑い時期でもじっくり写真を撮りたいなら絶対に上着を持っていってください。


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階段を降りると目の前に幻想的な巨大地下空間が広がります。
いやー、これはもう来てよかったよ・・・開いた口が塞がらないよ。


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さらに下に降ります。


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降りてきた坂を下から見上げるとこんな感じ。


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大小の階段を上り下りして小型スペースや巨大スペースを見学します。
こういったスペースのどっかでエンヤがライブしたそうですがエンヤさんには割と興味ないです。


順路は合って無いような感じ。比較的広い場所が多いので三脚を立ててもそれほど邪魔にはなりません。
連休中にも関わらずあまりお客も多くなかったです。


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これは地上まで掘られた穴を下から撮影しました。


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穴の真下から見上げたの巻。


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切られた石がライティングされているだけなのに、とにかく場内は飽きないです。
気温が低くて担いだ三脚がどんどん冷え、徐々に指先が痺れてくるほどだったのですが夢中に写真を撮りながら見学していました。


僕「ちょっともう一回戻ってあそこの写真撮ってきていい?」
奥さん「うーん(またか)、行ってきなよ」
僕「イヤッホー!」
の繰り返し。


あとは
僕「でかいね」
奥さん「すごいね」
の繰り返し。


ちなみに僕らを尻目に一緒に入った友人は寒くて早々に地上に上がってしまいましたが・・・。
確かに二日酔いの身で初夏のような気温の地上から寒い地下に潜ったら途中オエってなるほど身体に堪えました。

アート


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スペースの有効利用を考えているのか、場内には数点*3のアート作品(?)がありました。
でもよく分からなかったのはコレ↓。


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ライティングもあまりされていない薄暗いスペース。


奥さんが「先のほうに何かない?」と言いました。
たしかに奥にぼんやりと何かがある。石ではないようだ。


どうも人っぽい・・・


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持ち帰った写真を増感して明るく現像してみたところ片膝を抱えた人でした・・・
こえーよ!!

超オススメ


いかがでしたでしょうか。僕は本当に楽しめました。
こんな貴重な経験がなんと入場料600円で可能です。安い!


宇都宮から公共のバスも結構な本数が出ているようなので車が無くても大丈夫です。
バスについては公式サイトに詳しくないアクセス方法*4が載っていますので僕のほうで修正しつつ転載しときます。


■ 電車・バスご利用の場合
JR宇都宮駅より西口バスターミナル 関東バス6番乗り場から「立岩行き」に乗車
「資料館入口」下車、徒歩7分

バスの時刻表はこちらから


あ、写真目的の方は絶対三脚を忘れないように!
ではでは。


Flickrのほうに写真をまとめましたので、もしもうちょっとデカい写真を見たい方がいたらアクセスしてみて頂ければ嬉しいです。

*1:こんなにゴイスースポットなのに公式サイトが超地味

*2:資料館の写真を撮り忘れたので普通のスナップを流用・・・

*3:言っても2.3点

*4:バス停の名前が微妙に不正確だったりする