台湾の高雄で年越し音楽イベントに参加する
2016年の年末に台湾の南方にある高雄へ行き、大晦日に現地の年越しイベントに参加。
熱血 青春 愛シェアリング
大晦日だけど特にやることも無かったのでやって来た「愛・Sharing」。
MRTの凱旋駅にある統一夢時代という商業施設で開催されていた。
事前に調べると駅から統一夢時代までは結構歩くとの情報があったけど、この日はイベントに向かう人の流れに沿って屋台などを見ながら15分程度歩いて到着。
本日ここで楽しめることは買い物・イルミネーション・ライブ+年越しカウントダウン。
食べ物、飲み物、トイレは全部屋台や綺麗な商業施設内で賄える。
到着後、0時のカウントダウンまで2時間ほどあったので、ブラブラと時間を潰すが思ったより間が持たない。
特にライブは行けば楽しめるかと思ったけど、何の知識もない台湾アーティストのポップソングなので短時間では良さが解らなかった…。ポップソングというジャンル自体に馴染みがないよね…。もう全くJのほうのPOPも聞いてないし…。
珍しいものが見れたとは思ってる。
気温が高いので、野外のイルミネーションも辛くない。
周辺には日本同様、ごつい三脚を抱えた50〜60代らしき写真好きがフルサイズカメラをぶっ放していた。体力のあるお金持ちだ。
はい0時になりました、バーン、年越し
10カウントダウンは中国語だった*1ので全くノレず。
カウントダウン終了バーンからグリッグリのプロジェクションマッピングが始まる。
動画で撮影していた人が途中で止めるくらい長い。
このイベントの最大のピークはカウントダウン&プロジェクションマッピングで、それが終わるとイベントは継続しているものの、お客さんは一斉に駅に向かい始める。
駅は入場規制がかかりホームまで20分くらい並んだが、入ってしまえばホームも電車もそこまで混んでいない(優秀)。とりあえず帰りのMRTチケットは先に買っておかないとやばい。
統一夢時代の年越しイベントは毎年無くなるとの噂がありつつも今とところ開催されている様子。
完全フリーなので年末の高尾で暇しているなら、なかなか体験できないこの台湾の音楽イベントに顔を出してもいいと思う。
*1:イーアルサンスーウーリューチーパーじゃないし
あまり何も考えずに台北から電車で九份に行こうとしたら切符の買い方が全くわからなかった
いきなり関係ない話ですが、
意味の分からない外国語の衣類を来てしまうということ
台北の夜市でお婆さんが着ていました。
本題
台北に旅行した際に、映画「千と千尋の神隠し」の舞台モデルの1つになったという九份に行った。
日本で買ったガイドブックには行き方について何も書いてなかったので、事前に乗る鉄道と駅名だけメモしておいた。
九份出発当日の朝、台湾鉄道の台湾駅で券売機を目の前にしたところ意味の分からない外国語しか書いていない。
券売機
「瑞芳」という駅に向かうのは分かっているのだが、横列の駅名に対して立列に何かが記載されたマトリクス。
どのボタンを組み合わせればゴールなのか全くわからない。
駅員に切符の買い方が分からないとヘルプを求めたのだが、切符売り場はあっちだと指を差すだけで、一歩も動いてくれない。
仕方なく近くの若い台湾女性2人組にガイドブックを見せながら泣きついたら、彼女たちも分からないようで駅員に聞きに行ってくれ、現地コミュニケーションで解決。
切符はボタンを押して買ってくれるし、最後は改札まで着いてきて乗るホームを教えてくれた。出会えてよかった本当にマジ感謝…
なお、具体的な買い方は上記の通りおまかせで買ってもらったので結局よくわからない。買い方を知りたくて読んでくれた方は申し訳ない。
台湾鉄道の瑞芳駅からは 「九份-金瓜石」行きのバスに乗れば九份に到着する。
ところで海外でバスに乗るために事前に調べても乗り場の番号などが実際は全く違うことが多い。
もし事前調査のためにこのブログを読んでくれている方がいたら、下の画像の1062という番号は今ではまったく当てにできないと思ったほうがいい。
九份
ほとんどの店の軒先に赤い提灯がぶらさがっている。
夜にこれらが光るのであれば幻想的かもしれないが、昼間はただの飾り。
町並み自体は情緒あるものだけど、思っていたほど感動的な風景ではなかった。
そう、江ノ島に近い。
子供向けに設置してあるコインを入れると動くド派手なピンクに塗られたピンクチュウ。
2〜3時間程度の散策が終わり、帰り道、ちょうど台北行きのバスが目の前に来たので乗り込んだ。
現金を直接投入する透明な運賃箱に乗客が突っ込んだぐしゃぐしゃの札束が詰め込まれている。
ぼくらの支払いの番、財布を開くと大きなお金しか入っておらず、札を取り出した瞬間にバスの運転手が怒りながら「ちょうどの料金を払えないならダメだ!(中国語なのでイメージで解釈している)」と申し出てくる。
「釣りはいらねえよ!」と言いたかったが、中国語はもちろん英語でも何と言えばいいの分からない。*1
アワアワしていたらたまたま近くの中国語を話せる日本人が運転手を取り直して、さらに両替もしてくれた。マジ感謝…
海外あるあるNo.1ってお釣り拒否で困ることかも。
さて、九份。高所から景色を眺め、疲れたらお茶を飲んだりと、半日使ってゆるく散歩するにはちょうどいいと思う。階段はだいぶ急なのでスニーカーでどうぞ。
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*以上の体験は2011年の話です。
*1:その後No change.と言えばいいと覚えたが、使ったことはない
タイのシリラート医療博物館(死体博物館)にチャオプラヤー・エクスプレス各駅停車で行く
広大な敷地を持つシリラート病院内にあるシリラート医療博物館。
ここには
・シャム双生児など成長過程に障害があった胎児のホルマリン漬け
・胎内で赤ちゃんがどのように成長していくかの過程を多量の胎児を並べて現物展示
・陰嚢が25インチのブラウン管TVほどの大きさに膨らんだ方の等身大模型(モデル本人の写真付き)
・客船転覆現場の現場検証ジオラマ(海岸に打ち上げられて2倍ほどに膨らんだビキニ女性の水死体とそれを囲う海上警察)
・子供の頭くらいある蚊の模型(映画ザ・フライをVRバージョンで鑑賞しているようで血の気の引くキモさだった)
・プロペラに巻き込まれたり、銃で撃ち抜かれたりetc、頭が吹っ飛んでる方の写真展
・生前の顔写真が貼り付けてある全身骨格の標本(学校の教室ほどの部屋にぎゅうぎゅうに骨が展示されている)
などなど。
かつて警察沙汰にもなった「人体の不思議展」にアクション性を持たせた内容。
残念ながら写真撮影は禁止。
なのでnamcoの名作スプラッターハウスが好きな方は是非実物を見に行ってください。
今回は結構迷った行き方の紹介です。
入場料200バーツを払うと貰えるパンフレット
受付でお金を払うと細長い裏表の英語パンフレットがもらえる。
今回写真の05番の展示が無くなってたんだけど理由がわからなかった。
行き方/複雑なチャオプラヤー・エクスプレス
まずBTSのサパーンタクシン駅まで行きます。これは簡単。
次に駅の2番出口から船着場サトーン(タクシン)/ Sathorn(Taksin) 停留所へ。
着いてすぐチケット売り場があるのだけど各駅停車で乗る場合はここで買わない。
チケットは船に乗ったあと、船内で買います。
シリラート医療博物館があるのはワン・ラン(Wang Lang)駅。
ただボートは様々な種類の船が並んでいるので、どの乗り場から乗船していいかわからないと思う。
僕はチケット売り場の裏側にある乗り場から乗ったのだけど、舟に乗る際は係員にワン・ランに行くかどうかを何度も必死に聞いた。
下手すると反対方向の船に乗ってしまう。
ボートに乗ると凄くでかい声の船員が銀の茶筒に入った小銭をガチャガチャと振りながら歩いているので、14バーツを払う。交換に切手のようなチケットをくれる。
料金は一律なので行き先を告げる必要はなく、購入したい人数を言う。1パーソンとか。
今回は14パーツを払ったが、ネットで調べたところ13バーツ説もあった。僕が行ったのが土曜だったから1バーツ高かったのだったのだろうか。ちなみに15バーツ説もある。
まあ1バーツ3円ほどだし多少の誤差はね…
アジアの商売人に純真なし
帰路の話。船着場で船を待っていると、おばさん係員がチケットを売りつけてくる。値段は40バーツでずいぶん高い。
いやいや行きは14バーツだったよ、と値段に納得しないと「あんたの乗りたい14バーツの船はあと20分来ないが、私のチケットの船はすぐ出発する」とか何とか言ってくる。
それでも断わると、悪態を付きながらおばさんが離れた。その直後、14バーツの各駅船が来た。
商売人は基本的に信用してはいけない。
船の注意点、アナウンスが無い
船はアナウンスが一切無く、今がどの停留所なのかは自分で確認するしかない。
そのため手元に路線図は必須。写真はホテルにあったもの。
僕はガイドブックを持っていなかったので、もしホテルでこの路線図があることに気づかずに手ぶらで来たら危なかった。
ちなみに船から身を乗り出さないと停留所名が見えないことが何度も会った。
シリラート医療博物館
ワン・ランに着いたら、正面が大通りになっている。
まっすぐ数分歩いた右手にシリラート病院の入口があった。
僕はトップクラスの方向音痴なので、今回も道に迷い、なぜか病院の外側を半周してしまった。
皆さんはワン・ランからシリラート病院は超近いと覚えておいて下さい。
病院に入るとあちこちに黄色の案内板が表示されているので、矢印に向かって歩けばOK。
それでも迷ったら兵士っぽい人に「ミュシアム?」と聞けば道を教えてくれる。
最初「メディカルミュージアム」と聞いて歩いたのだけど、皆に「ミュシアム?」と聞き返されたので、途中からそのように発音したらその後はスムーズに道順を教えてもらえた。
近所の寺、ワット・ラカン
シリラート医療博物館自体は2時間もあれば一周できるので、ついでに対岸の寺ワット・ラカンに行ってきた。
博物館からワン・ラン停留所に戻り、中を右手に進むと渡し船の乗り場ある。
入り口で3バーツを払って入場し、船に乗り反対岸へ。
階段に鳩が大量におり、ばら撒き用の餌も売っている。
ワット・ラカンは鐘の寺。
ワット・ポーやワット・アルンのような派手さは無く、タイ人と思わしき老若男女が本堂で熱心にお祈りしていた。
僕は端っこで扇風機の風を浴びながら一休みさせてもらった。
帰りはまた3バーツを支払い対岸へ戻り、ワン・ラン停留所から元来たサトーン タクシン停留所へ。
この船に乗る祭も船員に来た駅のタクシンに行くかを必死に聞いた。
どこ行きの船なのか全然わかんないんだよね…
ドンムアン空港から地獄寺ワットパイロンウアまでタクシーチャーターして2000バーツ
2016年8月、タイのドンムアン空港に到着した我々はタクシーをチャーターしワットパイロンウアという寺、通称地獄寺に向かった。
その際のルートや時間、相場感の紹介。
混雑するドンムアン空港のタクシー乗り場の行列に並び、受付の女性にチャーターを申し出るも、我々の度胸ベースで話す英語では意思の疎通に難儀し、直接運転手と交渉してくれと丸投げされる。
現れたタクシー運転手にiPhoneでトリップアドバイザーのワットパイロンウアを見せながら「チャーター、サイトシーイング2アワー、アンド ゴートゥー BTSチャトゥチャックステーション」など英単語剥き出しでぶつけたところ2000バーツを要求された。
事前のネット情報で同じ値段で交渉決定してた人がいたので、我々3人もOKを出す。
なお、チャトゥチャック駅はワットパイロンウアからバンコク市内に一番近いBTSの末端の駅。市内中心までタクシーで行くと夕方の渋滞に巻き込まれてしまうためにそこにした。
しかし、結局それなりに渋滞にハマってしまったので移動時間短縮の効果は薄かった…
寺の敷地はおそらく東京ドームほどの広大さなのだけど、その一角に学校の校庭ほどの地獄コーナーがある。
寺全体を見るにしても2時間あれば十分だと思う。僕らは結局1.5時間ほどの滞在だった。
地獄寺
入るとコンクリート製の残虐超人達による超人オリンピックが開催されている。
彫刻超人は全体的に統一感に欠け、そのちぐはぐな違和感が不気味さを増している。それぞれ作った年代や作成者が異なるのだろう。
空港からワットパイロンウア到着まで、頭痛がするほど暑く、道中、一眼レフカメラを持ち歩いていることに「何でこんなもの持ってきたんだろ、写真なんてiPhoneで十分やろ…」と後悔してたが、寺に入ってからは写真を撮るのが面白くて仕方なかった。
DV妻
DV夫
さあ、どうしよう?という顔。しかし虎もワニも意外と平和な顔をしている。
①ドヤ顔で大量の便を出力する男性と、便を掴まされる若者
②なぜ便を掴むのか、彼の表情は非常に不服だ
地獄コーナー
以上の写真は本堂近くの比較的平和なゾーンにある彫刻で、首根っこを掴んだ鬼から先がメインの地獄コーナー入り口になる。
まだ何らかの新作が作られているようだ。
旧作は以下となる。
ベルセルクの蝕っぽいと思った。
この2人はかなり巨大。陰部からして男女らしい。
古谷実の漫画、「ゲレクシス」に出てくるキャラクターみたい。
残虐な犬の写真ですが、このあと可愛い犬の写真もあります。
陰部にちゃんとスジを入れているという、ベストセクシー賞でした。
なかもう殺られるものも人じゃなくなって黄金伝説に近い。
回転式アトラクション
錆びついた音と共に、いびつに旗が回り続ける。
地獄コーナー外
市場がありました。発酵食品らしく、スメルがきつい。
以下、タイのお寺らしい牧歌的光景。
おそらく本堂。
客引きみたいなおばさんに連れられて中に入る。最初に器に盛られた大量の1バーツコインを渡され、通路に並ぶ瓶に1枚ずつ入れていく。
並んだ瓶の合計は108個。意外にも渡された1バーツコインは瓶と同じ108枚ちょうどらしく、知らずに(面倒で)1瓶に数枚のコインを入れてたら途中で試合終了になってしまった。
お堂ははひんやりして扇風機も有り、休憩にちょうどよかった。
野良犬
東京では中々見ることがない雑種の犬たち。噛まれたら病気とか恐ろしいので近づきたくはないがかわいい。和む。
最後にタクシー以外の交通手段について
バスがあります。その情報は他のサイトから調達して下さい。
ただ、ひとつ注意として言えるのは、地獄寺周辺でタクシーを捕まえるのは非常に困難だということ。全然走っていなかった。
バスで行くなら帰りもバスになると思う。
沖縄の離島をさくさく紹介していきます(石垣島・竹富島・波照間島・西表島)
前回の石垣島日記からはや3ヶ月以上経過してしまいました。
というわけで、はてなダイアリーの書き方を思い出しながら一気にさくさくと沖縄離島を紹介してこうと思います。
コンセプトは疲れたリーマン夫婦が無理なくチンタラ観光。早起きは僕の敵。
観光1日目 石垣到着
1日目に関してはもしお時間あれば前回の記事を読んでみて頂ければ嬉しいです。
観光2日目 竹富島
離島観光2日目は竹富島に上陸しました。
石垣島から船で15分。
水牛車
島を降りてすぐにマイクロバスが待ち構えてますので、僕らは新田観光というところで申し込んで水牛に乗りました。予約はいらないです。
のんびりと、そして時には水牛が木々をバキバキこすりながら進みます。
ガイドの方は町の案内がてら「竹富島の町並みは保護されているので、家々は町の建築基準に従って作られている。ただ昔どおりの家をそのまま作っているわけではないので赤瓦や木製の壁の下は実はコンクリート」などぶっちゃけトークをしてくれたり三線で歌ってくたりします。
水牛は早く休憩したいらしく、ゴールが近づいたあたりであきらかにスピードアップしました。
レンタル自転車
水牛観光が終わったので、そのまま新田観光で自転車をレンタルして島をめぐります。
日陰が少ないので日焼け対策を忘れずに。
竹富島は小さいので自転車があればほとんど回れると思います。
2日目の夕日
石垣に帰ったらセカンドインパクトみたいな夕日が見れました。
観光3日目 海綺麗過ぎて絶句の波照間島
波照間島には高速船に乗っていきます。値段も高いです。
船は大きくない割りに船券売り場はお客でかなり行列ができています。
この日はたまたま臨時船を出していたっぽいので僕らは当日にも関わらず乗船券を買えましたけど、行列に並んでる最中買えるかどうかハラハラしたので前もって買っておいたほうが無難かと思います。
さて出発。かなりのスピードで駆け抜けますがそこそこ波があったので上下にガックンガックンかなり激しく揺れました。ジェットコースター並。
波照間に着いたら港にレンタルサイクルなどのマイクロバスが並んでいるので申し込みをして中心地まで乗せてもらいます。
これもあらかじめ予約していたほうが無難です。僕らはその場で申し込みしようとしたらどこも一杯で結構あせりました。
最終的には道を歩いている最中にたまたま止まっていたレンタルサイクルに拾ってもらえました(今調べたらこのレンタルサイクル店は廃業してしまったそうなので紹介しないことにします)
真夏の気温は灼熱なので港から波照間中心地まで歩くのはまったくお勧めできません。ちなみに当然のようにタクシーはありません。
波照間サイクリング風景
自転車でぶらぶらと島を回ります。
歩道がラピュタの城内並(またかよ)に草に覆われており、道路の体をなしていないため車道を走ります。
車道といっても車はほぼ走ってません。
なお、竹富島以上に日陰が無いので暑さ対策は絶対必要。加えて少し走ると自販機も無いので波照間中心地で必ずドリンクを買ってから出発しましょう。
道端に野生のパイナップルが大量に!と思ったのですがアダンという植物でした。
あんま食用じゃないっぽいのですが、この日の夜に石垣で食べました。後述。
日本最南端の碑
中心地から自転車で10〜15分くらいで到着。
ここが日本の最南端か、と周囲を眺めますと。
崖っぷちにヤギ!崖っぷちアイドル。
かなり海にギリギリガールズなんだけど大丈夫?
ヤギに近づいたら警戒され、奥さんにも「びっくりさせて海に落ちたらどうするんだ」と言われたので傍に寄るのはやめました。
ニシ浜ビーチ
このビーチ、ほんと綺麗でビックリしました。
正直今後これ以上綺麗な海を見ることは無いのではないかと思っています。
せっかくなのでプーケット以来のシュノーケリングをやったるでと、マリンサービスTONOMORIというところに申し込みました。
相変わらずのダラダラぶりで、この予約も直前の当日の朝に行いました。
ですので通常ガイドブックには午前中のスケジュールが書いてあるのですが、午前は一杯だったので午後コースをゲット。
午後も一杯の可能性もあるわけですし、綱渡りすぎるので皆さんは事前に申し込みましょう。
シュノーケリング
まるで水族館のような綺麗な風景。海の奥の奥まで見えます。吸い込まれるようで若干怖くなるくらいでした。
ちなみに写真によって海の色が違うのは潜ったポイントが違うからです。ここまで色が変わるのは不思議ですね。
恐怖のシュノーケリング酔い
シュノーケリングが終わってマリンサービスに戻ったあと、僕は今回のシュノーケリングが人生のラストになると思いました。
僕は船に乗るのはそこそこ大丈夫なのにウェットスーツで波に揺られていると徐々に気持ちが悪くなるのです。
以前プーケットで初めてシュノーケリングを体験したときは、海に浮かんでいる最中に気分が悪いのは船酔いが続いてるからだと思っていました。
しかし今回、浮いている最中にどんどん気持ちが悪くなるのに船に戻ると気分が収まることにようやく気づいたのです。
というか、プーケットでも薄々気づいていたのですがシュノーケリングが楽しめない身体ということを認めたくなかったのです。。
今回ついに2箇所目のポイントで、僕はシュノーケル最中に気分悪さが最高潮になり急いで海上で頭を出してリバ・・・
こえー!船は遠くにあるので焦る。海の上に半液体を還しながらひいひい船に戻りました・・・
(シュノーケルは当然咥えてません)
奥さんにこの話をしたところ笑いながら「魚寄ってきた?」と言われました。寄って来てません。
一応、周りの方には気づかれなかったようです。4人しかいなかったし。
シュノーケルは持参したものを使っているのでこれを読んだ皆さん、許してください。
ちなみに東京に戻った後同じような症状の人がいないか調べたらやっぱまれにいるようで対策としては酔い止めがかなり効果的らしいです。
だもんで、懲りずにもう一回だけチャレンジしてもいいかもと思いました。
でももし波照間がラストシュノーケリングだったとしてもこれ以上の海というのも滅多にないものでしょうからあまり後悔はないと思います・・・
3日目晩御飯
石垣に戻って晩御飯に出かけました。
晩御飯の店に向かう途中の1枚。
さよこ、サータアンタギー食べすぎて歯が。
この日の夜はあだん亭という店で食事をしました。
ザ石垣観光料理という店で、石垣周辺の珍しい食材を調理したものが沢山食べられます。
人気店なのですが予約しないで行ったら当然入れませんでした。連絡先を教えて街をブラブラ、30分以上してようやく連絡が入り入店。皆さんは予約しましょう。
写真は波照間でも見たアダンを調理したもの。たけのこみたいな食感です。料理はどれも美味しかったです。
観光4日目 西表島
毎日だらだら行きあたりばっかりで観光しているだけなのに4日目あたりで疲れてます。
気合の入った方の西表島観光といえば体力勝負のカヌーやジャングル探検だと思いますが、我々は可能な限りイッツオートマチックな移動ですむやまねこツアーの「遊覧船と水中船」というコースにしました。老人か、と。
なお、やまねこツアーは石垣湾ターミナル内で申し込めます。
遊覧船
いっちょヤマネコゲットだぜ、と気合を入れて遊覧船に乗ります。
見渡す限りのマングローブとマイナスイオンを浴びながら移動し、しばらくして簡単な船着場に上陸。
ちょこっと島の奥に進みます。
でました、遊覧コース最大の見せ場サキシマスオウノキという巨木です。樹齢が350年とからしいです。
サキシマスオウノキの平べったい根っこを昔はガンガン削り取って鍬などに使っていたそうです。
写真の樹は島の奥にあり人に見つからなかったからここまでの形で残っているそう。
その神々しい姿に魅了された僕はこの樹をビラビラちゃんと呼ぶことにしました。
水中船じゅごん
なぜかパンフレットを見て僕の奥さんが熱狂したじゅごんに乗りました。
船が変形して水中が見られるというところに惹かれたそうです。
普通に船に乗り、浸水ポイントまで着いたら地下に降りて行きます。
船底が水の下まで伸びて窓から水中の景色が見られるようになります。
が、前日海が荒れたとかで透明度はイマイチでした。そんなんで写真はこれだけ。
あとぐらぐらゆれる船内で下を向いて景色を眺めるのでさすがに船酔います。
西表島の魅力を
すいません、西表はたぶん凄く面白いと思うのですが魅力を伝え切れてない気がします。
でもじゅごんは微妙ですが遊覧船は緑が目に優しいし日本にいながら手軽にジャングル感が味わえておすすめです。
ちなみに遊覧船&じゅごんコースは石垣からの往復含めて4時間ぐらいです。
石垣に戻って観音崎
石垣島に戻って夕日スポットという観音崎にタクシーで行きました。
パラセーリングは最高でしょうね。
バス停が近く似合ったので帰りはバスで帰りました。
ちなみに観音崎に観光客は結構いましたがバスなんか待っているのは僕らぐらいでした。
焼肉
この日は石垣の金城という店で焼肉を食べました。
安くはないけど、この肉を東京で食べたらすげー高いんだろうなと思いました。
石垣牛美味しかったです。
あと、ハンバーグがなぜかうまいです。1つ食べたら奥さんが気に入りもう1つ食べました。
おわりに
僕らは石垣湾のすぐそばで宿を取り離島観光をしましたが、気に入った島は宿を取って1日過ごしてもいいでしょうね。
石垣も東京に比べれば空は綺麗ですが、波照間の夜空などは気絶するほど星が見えるのだと思います。
毎日恐ろしく暑かったですがとても楽しい旅行でした。
夏休み取れた勢いで石垣島に行ってきた1日目(八重山そば・川平湾)
5月の更新から既に5ヶ月か過ぎてしまいました。
今、僕は片道2時間掛かる職場に通勤しており、かつてないほど毎日の帰宅が遅くなってしまいました。
宴会もネット見る時間も激減です。
毎晩23時過ぎに夕食を食べてるとかいうと他人には忙しいのはいいことじゃないかと言われたりもします、が、今現在の人生の1/6が通勤というのは忙しいとかいうカテゴリではないな。
そんなんですが常駐先の会社の都合でお盆に休みが取れることになりました。
去年まとまった夏休みが取れなかったので今年こそ必ず旅行に行こうと決め、最初ベトナムに行こうかと思っていたのですが、なにせハイシーズンなため安い時期と旅行代金を比較すると絶望的な気分になります。
んじゃまあ、どうせ高いならいつでも暑そうなベトナムより夏が一番楽しそうな国内旅行先、ということで沖縄の石垣にしました。
地獄の歯痛
旅行前に歯医者に通っていたのですが、結構神経ギリギリまで削って銀歯を被せ、どうなるかと思いましたがギリギリ旅行数日前に治療が完了しました。
さて当日羽田から飛行機が飛び立った数分後、恐ろしいほどの痛みが歯を襲います。ベアクローとかでえぐられてる様な痛みが断続的にズキズキと続き、脂汗がにじみます。
歯医者に貰った痛み止めも効果がなく、背中を丸めて身体を動かさないように羽田〜那覇〜石垣と必死に耐えました。
凄まじい痛みの中「飛行時間を考えればベトナムを選ばなくてよかった・・・」とポジティブシンキングをしました。
後から調べたのですがどうも気圧の影響らしいです。
石垣着陸後には痛みは治まったのですが、帰りの飛行機でも悶絶したりで回復不能なほど炎症を起こしてまったようで結局東京に帰ってから神経を抜く羽目になりました。
羽田空港でご飯が撒き散らされた定食サンプルとそれを貪り撮る奥さん。
八重山そばと川平湾
石垣到着後、歯の痛みのトラウマを癒すために八重山そばを食べました。
ピヤーシというシナモンみたいな独特のコショウをかけたり、コーレーグースーという泡盛に唐辛子を漬け込んだ激辛液体を入れたりして楽しみました。
ピヤーシは初体験でした。我々が普段行くような沖縄料理屋では見たこと無いと思います。
川平湾
八重山そばを食べた時点で16時過ぎだったのですが、いつだってチンタラしてる我々夫婦が今日もダラけてるのはもったいないと思い、急遽17時最終便があるという川平湾のグラスボートという観光用ボートに乗りに行くことに。
ヘイタクシー!川平湾まで急いで。奥さんが珍しく行動的な僕に驚きます。あやぱにモール付近から川平湾のグラスボート乗り場まで3000円くらい行けました。
川平湾。8/10だったのですが16時過ぎでもまだまだ全然陽が高い。
写真に写っているのがグラスボートです。
船底に海中を見るためのガラス(アクリル?)が嵌められている、それがグラスボートのアーキテクチャーです。
水の透明度が高く様々な魚やサンゴが見れます。
ガイドの「あそこに見えるのがニモのモデルとなったクマノミですよー」というセリフ、今回の道中で海中散策をするたびに何度聞いたことか。
お役立ちネタ
ヘタクソな絵ですが、まあグラスボートがこんな風にあるじゃないですか。ボートの真ん中にある小さい四角はグラスです。
ガイドと操縦師は兼ねられているのですが、ガイドは操縦席からグラスを覗きながらスポットを探します。
なので、座るのはガイド視線に近い側(赤い丸)のほうがいいです。
我々は反対側に座ってしまったので、赤丸側が見える魚が見えなかったことが度々ありました・・・
川平公園
行き道にタクシーの運転手に「帰りはどうするの?待ってようか?」と言われたのですが、バスがあったらバスで帰ると伝えたところ、ちょ、おま?本気?みたいな感じで驚かれました(多少笑われた)。
何も調べてなかったのですが川平公園近くにバス停はありました。ただ出発時間が先だったので公園をぶらつくことに。
公園からは川平湾が一望できるのでお勧めです。
帰りはバスに揺られて爆酔。ちなみに路線バスの細かいことはガイドブック(まっぷる)に書いていませんでした。
夏休み期間中だけの臨時バスとかもあるような感じです。
事前に調べるとよいかと思います。
この日、ホテルに帰ってから石垣湾のとても綺麗な夕日を見ることができました。
2日目以降に続く・・・
関東の巨大ダンジョン大谷の採石現場に潜る
ゴールデンウィークを利用して友人夫婦らと那須旅行に出かけました。
車を出してくれた友人にどうしてもとお願いして栃木県宇都宮からほど近い「大谷資料館*1」に行ってきました。
大谷資料館とは
大谷は宇都宮から数kmのあたりにある町で、この辺で取れる石は大谷石と呼ばれ旧帝国ホテルにも使われるほどのブランド石だそうです。
大谷資料館は過去掘られていた地下の採石現場を一般開放している資料館です。
右の写真で言うと(前日飲みすぎて二日酔いのオッサンの)奥に小さく写っている白い建物が資料館入り口です、手前の家っぽいのはカフェ兼お土産屋です*2。
資料館に入る前から切り崩された石山が絶景となっています。
潜入
さ、寒い!
入場券を発売している入り口に現在の場内の温度が表示されていますが、その日は7度でした(外の気温は25度以上)。
これからの暑い時期でもじっくり写真を撮りたいなら絶対に上着を持っていってください。
階段を降りると目の前に幻想的な巨大地下空間が広がります。
いやー、これはもう来てよかったよ・・・開いた口が塞がらないよ。
さらに下に降ります。
降りてきた坂を下から見上げるとこんな感じ。
大小の階段を上り下りして小型スペースや巨大スペースを見学します。
こういったスペースのどっかでエンヤがライブしたそうですがエンヤさんには割と興味ないです。
順路は合って無いような感じ。比較的広い場所が多いので三脚を立ててもそれほど邪魔にはなりません。
連休中にも関わらずあまりお客も多くなかったです。
これは地上まで掘られた穴を下から撮影しました。
穴の真下から見上げたの巻。
切られた石がライティングされているだけなのに、とにかく場内は飽きないです。
気温が低くて担いだ三脚がどんどん冷え、徐々に指先が痺れてくるほどだったのですが夢中に写真を撮りながら見学していました。
僕「ちょっともう一回戻ってあそこの写真撮ってきていい?」
奥さん「うーん(またか)、行ってきなよ」
僕「イヤッホー!」
の繰り返し。
あとは
僕「でかいね」
奥さん「すごいね」
の繰り返し。
ちなみに僕らを尻目に一緒に入った友人は寒くて早々に地上に上がってしまいましたが・・・。
確かに二日酔いの身で初夏のような気温の地上から寒い地下に潜ったら途中オエってなるほど身体に堪えました。
アート
スペースの有効利用を考えているのか、場内には数点*3のアート作品(?)がありました。
でもよく分からなかったのはコレ↓。
ライティングもあまりされていない薄暗いスペース。
奥さんが「先のほうに何かない?」と言いました。
たしかに奥にぼんやりと何かがある。石ではないようだ。
どうも人っぽい・・・
持ち帰った写真を増感して明るく現像してみたところ片膝を抱えた人でした・・・
こえーよ!!
超オススメ
いかがでしたでしょうか。僕は本当に楽しめました。
こんな貴重な経験がなんと入場料600円で可能です。安い!
宇都宮から公共のバスも結構な本数が出ているようなので車が無くても大丈夫です。
バスについては公式サイトに詳しくないアクセス方法*4が載っていますので僕のほうで修正しつつ転載しときます。
■ 電車・バスご利用の場合
JR宇都宮駅より西口バスターミナル 関東バス6番乗り場から「立岩行き」に乗車
「資料館入口」下車、徒歩7分
バスの時刻表はこちらから
あ、写真目的の方は絶対三脚を忘れないように!
ではでは。
Flickrのほうに写真をまとめましたので、もしもうちょっとデカい写真を見たい方がいたらアクセスしてみて頂ければ嬉しいです。